奄美大島で「西郷どん」ロケ地巡り。
(大浜海浜公園)
奄美大島で「西郷どん」の足跡を辿る
2018年の大河ドラマ「西郷どん」。
私もダンナも大好きで、毎週見ていました。
私は、ドラマの中でも、西郷どんが奄美大島に流され、奄美で過ごす日々のストーリーが一番好きでした。
幕末という激動の時代を生きた西郷隆盛。
きっと奄美大島での日々は、唯一平和な時間だった(沖永良部島は除いて)のではないかな、と思っています。
そんな、「西郷どん」大好きな我が家ですが、奄美大島に来て、絶対に行きたかった場所は、もちろんドラマのロケ地と西郷隆盛ゆかりの地。
ということで、西郷どんにまつわる場所を紹介します♪
西郷どん in 龍郷町
まずは、西郷さんが上陸した場所「西郷松」
1859年、西郷隆盛が奄美大島に到着した際、ここの松の木に、ロープを結んで接岸し、西郷南州翁(西郷隆盛)が、奄美大島に上陸したと言われています。
そのため、「西郷松」と呼ばれているんですね〜。
この時、「菊地源吾」と名を変えていた西郷南洲(西郷隆盛)は、ここ龍郷村阿丹崎にて上陸しました。西郷隆盛33歳。
残念ながら、その松はもうありません。。。
2011年6月に「立ち枯れ」と診断され伐採されてしまったのです。。。
ただ、「上陸の碑」はありますので、
あぁ、ここに西郷さんは上陸したんだなぁ〜、
と想いを馳せてはいかがでしょうか。
薗家の庭園
続いて、薗家の庭園です。
こちらは、「西郷どん」の中で西郷さんが、とぅま(愛加那)と共に暮らした場所のロケ地です。
南国特有の樹木に囲まれた屋敷と庭園は、まるで異世界のような、タイムスリップしたような錯覚に陥るくらい素敵。
母屋は築150年以上にで、国の有形文化財で、庭は市の文化財に指定されているんです。
現在は、薗家5代目当主の薗博明さんが管理しています。
つまり、今も民家として使われているのですが、薗さんのご好意で、庭園など自由に見ることができるのです。
西郷南洲謫居跡
次に紹介するのが、西郷どんのロケ地ではないですが、実際に西郷さんが愛加那さんと暮らしていた家です。
表札は「龍」となってます。
そう!こちらは、龍さんのお宅なのです。
西郷さんは、奄美大島・小浜の龍家の離れに移ってから、愛加那と結婚し、菊次郎と菊草という2人の子供に恵まれます。
そして、西郷さんは鹿児島に戻る際に、愛加那さんと子供達のため、建物を新築して帰ったねです。
その屋敷のある場所が、西郷南洲謫居跡なんですよ。
西郷さんが薩摩に帰った後、そして後に子供たちが島を出た後も、愛加那さんはこの屋敷に暮らしたそうです。
そうです!
表札にある「龍」さんは愛加那さんの子孫なんです。
龍さんの私有地ですので、敷地内無断立ち入りは禁止です。
龍さんがいらっしゃる日は、有料(200円)で見学できますよ。
宮古崎
最後にご紹介するのは、宮古崎です!
こちらは、「西郷どん」で、西郷さんと愛加那が手を繋いで走ったり、オープニングでも出てきたり。。。
割と目にする場所です。
名瀬から車で約30分ほどの大和村にある宮古崎は、東シナ海を一望出来る絶景スポット!
しかも宮古崎は国定公園に指定されていて、駐車場から20分ほどの遊歩道を歩きます。
たどり着いた先には、背の低いリュウキュウチク(琉球竹)が一面に広がっていて、さらに、ベンチもあるので、のんびりお昼を食べると気持ちがいいですよ。
以上、西郷どん in 奄美大島ということで、大河ドラマのロケに使われた場所を紹介しました。
ほかにも、海などもロケに使われているので、またいずれご紹介します♪
西郷南洲謫居跡
住所:鹿児島県大島郡龍郷町龍郷166-1
電話番号:0997-62-3368
アクセス:名瀬港から空港方面へ車で約40分。
奄美空港から名瀬方面へ車で約25分
薗家の庭園
住所:鹿児島県大島郡奄美市笠利町用安
電話番号:0997-52-1148(奄美市役所商工観光部紬観光課)
アクセス:奄美空港から県道82号線を経由して笠利方面へ車で15分
宮古崎
住所:鹿児島県大島郡大和村国直
電話番号:0997-57-2153(大和村産業振興課)
アクセス:奄美空港から国道58号、県道79号線を経由して大和村方面へ車で1時間