奄美大島ではハブに注意!でも怖がらないでOK
(名瀬港入り口)
奄美大島にはハブがいる?
こんにちは。
今回は、毒ヘビ、ハブについてお話ししようと思います。
というのは、奄美大島に暮らす以上ハブの生態について知っておくことは大事ですし、旅行で奄美大島に来る方、移住される方にも役立つこと間違いなし!です。
ということで、今日は奄美大島のハブについてご紹介します。
ここからは、ハブの写真も出てきますので、苦手な人方はご注意くださいね。
ハブってどんなヘビ?
奄美大島にはハブが生息していますが、その数人口約7万人に対して、ハブは25万匹生息していると言われいます。
びっくりですよね。
しかしこの「毒蛇ハブ」ですが、奄美大島では、山の神とも言われています。
なぜか?
このハブがいるため、人々はハブの棲む山(森林)を恐れ、いたずらに野山に入ることをせず、その結果、奄美大島には豊かな自然が残っているからなんです。
つまり、ハブは山の守り神なんです。
そんなハブですが、どの様な姿をしているか、ご存知ですか?
こんな感じです。
では、次にハブの生態についてご紹介します。
旅行で来られるぶんには、多分大丈夫かと思いますが、念のためご紹介します。
ハブの生態について
ハブは,奄美大島,加計呂麻島,請島,与路島及び徳之島のみに生息しています。
木の上にいる事が多く、生き物の温度を感知すると、ボトっと落ちてくるとか。。。怖
行動域は山腹、集落のある低い所、畑、道路、海岸、磯、街中など、様々な所でもハブは目撃されています。
特に、草むらは要注意です。
というのは、ハブは、気温18℃から27℃、湿度70~80%で活発に活動しますが、直射日光に弱いため日中は、日光を避け草木等の陰にいることが多いそうです。
また、ハブは夜行性のため特に日没~22時、朝4時~6時ころは注意しましょう。
ハブの毒って強いの?噛まれたら?
ハブの毒は強いのか?
はい、猛毒です。
耳の下にある唾液腺で毒をつくり、噛んだ相手の奥深くに、長い牙で注入します。
治療法は、抗毒素(血清)を打つのが一般的です。
噛まれると数分で腫れてきて、焼けるような痛みを感じるとのこと。
血清治療は数時間後でも有効ですので、慌てて走って病院へ駆け込まなくて大丈夫だそうです。
逆に、走ると症状が悪化する恐れがあるので、
出来るだけ安静にして、車で運んでもらうのが一番です。
もしも、痛みの他に、めまいや呼吸困難などの症状がある場合は、急を要するので救急車を呼びましょう!
噛まれないためには?
では、ハブに噛まれないためにはどうしたら良いのでしょうか。
・道路の中央を歩く
・草むらに入らない!
・夜は懐中電灯を持って歩く
・草むらに入る時は深い長靴を履き、棒でたた きながら進む。
・ハブを見つけたら1.5m以上離れる。
これらが大事とのことですので、気をつけましょう!
ちなみに、お隣の家のおじさんが言うには、
「ハブ取りをする人(お金稼ぎで)が、わざわざ山に入っても毎回取れるわけじゃないくらいなんだから、普通に生活してたら会わないよ」
と言っていました。
なので、必要以上に恐れなくても大丈夫かもしれませんね。
ちなみに、私はまた生きたハブに遭遇したことはありませんよ。